年々、増えている永代供養とは?
お墓の形式は様々で、今は一般墓以外に色々な方法があります。
樹木葬、散骨葬、納骨堂など。
故人の意向に伴ってお墓を選ぶ形もありますし、ご家族の方が協議してどういった方法が良いか検討するケースもあります。
近年は、永代供養が増えています。
永代供養の認知度は今や80%を超え、検討する一つの形式となっています。
永代供養は寺院や霊園側が遺骨を預かり、永代にわたって供養、管理する方法です。
ただ、永代といっても永久という意味ではなく、ある程度の期間を経て、合祀(他の遺骨と合同の場所に埋葬する事)をする形が大半です。
この場合ですと、個別のお墓を持つ形になりませんので費用面を抑えられるというメリットがあります。
費用面でいうと、一般のお墓は場所や規模にもよりますが、少なくとも100万円程度は掛かるケースが大半です。
そしてお墓を建てた後も墓地の維持費や運営費を寺院側に支払う必要があります。
だいたい1年間で数千円から数万円です。
それに対し、寺院側が管理する納骨堂などの永代供養でしたら30万円から50万円程度となります。
それ以上の費用もほとんどのケースで発生しません。
なお、自分たちのお墓ではない納骨堂であっても、長年にわたって供養することには変わりませんので、故人の扱いが無下になるわけではありません。
寺院側もしっかりと管理し、対応してくれます。