読経とは?
仏教の葬儀では、「読経」という儀式が必ず行われます。今回は、読経についてお話しさせていただきたいと思います。
- 読経とは?
読経は、「どっきょう」「どきょう」などと読み、お布施を払ってお坊さんに経を読んでもらう儀式です。
読経を行う目的はいくつかありますが、お通夜や葬儀など法要では、読経をすることで得られる徳を故人へ回す「回向」が目的となっています。
- 経の種類
読経は宗派によって読まれる経が異なります。以下、代表的な4つの経を紹介します。
◉般若心経
全600巻ある「大般若経」をまとめたものです。天台宗や真言宗、浄土宗、禅宗などで読まれる経です。
◉法華経
大乗経典の代表的なものの一つです。主に天台宗や日蓮宗で読まれます。
◉華厳経
華厳宗で読まれる経です。お釈迦様が悟りを開いた心境を説いています。
◉浄土三部経
「無量寿経」「観無量寿経」「阿弥陀仏」の3つから構成される経です。浄土宗や浄土真宗、時宗などで読まれています。
ご葬儀に関してわからないことや不安なことがございましたら、ぜひお気軽に海島寺までお問い合わせください。ご遺族様の事情を踏まえながら親身にご相談をお受けいたします。